公益社団法人 化学工学会 材料・界面部会

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共通基盤技術シンポジウム2025のお知らせ       2025/1/10(金)

詳細はこちら

 

 〜クライオ電⼦顕微鏡技術を活⽤した液状材料・プロセス研究の新展開〜

主催︓化学⼯学会 材料・界⾯部会/⽇本顕微鏡学会 液状材料の微細構造研究部会

協賛︓化学⼯学会 関⻄⽀部、⽇本顕微鏡学会 関⻄⽀部、⽇本薬学会、⽇本化学会、粉体⼯学会、
⽇本機械学会、⾼分⼦学会、⽇本伝熱学会、熱物性学会、電気化学会、ナノ学会、⽇本冷凍空調学会、
プラスチック成形加⼯学会、⽇本粉体⼯業技術協会、⽇本レオロジー学会

皆様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
9 ⽉上旬にお知らせいたしました通り、化学⼯学会 材料・界⾯部会と、⽇本顕微鏡学会 液状材料の微細
構造研究部会は、合同で題記シンポジウムを開催いたします。
研究対象の構造を把握することは、対象を理解する上で重要なステップになります。液体を含む試料の場合、
試料を急速凍結してその構造を観察する「クライオ電⼦顕微鏡⼿法」があり、2017 年のノーベル賞受賞の例
にもあるように、主に⽣体・細胞分野の研究において広く活⽤されています。⼀⽅、液状材料やプロセスなどの
研究においても、その構造や⾮平衡現象の理解する上で直接的に観察・解析する必要性が⾼まっています。こ
のような背景から「クライオ電⼦顕微鏡⼿法」は、液状材料・プロセス分野における構造理解・解析の研究の進
展とともに、⼯業製品の開発においても有効な⼿段になることが予想されます。
そこで今回、顕微鏡分野と材料・プロセス分野の専⾨家が⼀堂に会して、クライオ電⼦顕微鏡技術を液状材
料・プロセス研究に適⽤するうえでの狙いや課題について、包括的に議論する場を設けることといたしました。本
シンポジウムの後半では、⽴⾷形式でポスターを囲みながら意⾒交換できる機会の準備もしております。シンポ
ジウムの内容につきましては、下記プログラムをご参照ください。
皆様のご参加、活発な議論のほど、よろしくお願い申し上げます。

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■⽇程︓2025年1⽉10⽇(⾦)
講演︓10:00〜16:00
意⾒交換会(w/ポスター、⽴⾷形式)︓16:30〜19:00
■場所︓神⼾⼤学 瀧川記念学術交流会館
■参加費
学会員 (正会員)、協賛会員 ︓15,000円
⾮学会員︓30,000円
※学⽣会員は参加費無料です。
■参加登録
下記URL より参加登録⼿続きをお願いいたします。
申し込み期間11⽉5⽇〜12⽉25⽇(定員に達した場合、申込みを終了いたします)
https://kitos-001.jp/scej-dmi2025/Entry/RegTop.aspx

 

■プログラム(タイトル、講師、講演要旨)

◎開会のあいさつ

化学⼯学会 材料・界⾯部会︓会⻑ ⼩野努(岡⼭⼤学)

⽇本顕微鏡学会 液体材料の微細構造研究部会︓責任者 ⾼橋真⼀(兵庫県⽴⼤学)

1.クライオ電⼦顕微鏡による⾮定常・⾮平衡現の可視化解析の可能性

10:10〜10:40 クライオ電⼦顕微鏡による燃料電池触媒層および触媒層形成過程の解析 今井英⼈(FC Cubic)

10:40〜11:10 クライオ電⼦顕微鏡による⼈⼯設計タンパク質ナノ粒⼦TIP60 の⽴体構造解析 新井亮⼀(信州⼤学)

11:10〜11:40 液体材料研究分野におけるクライオ電⼦顕微鏡 ⻄野有⾥、伊藤喜⼦、宮澤淳夫(兵庫県⽴⼤学)

2.クライオ電⼦顕微鏡を活⽤した⾮平衡現象可視化の試み、解析事例

13:00〜13:30 ⽔中におけるカーボンナノチューブの分散状態と導電性に与える影響 菰⽥悦之(神⼾⼤学)

13:30〜14:00 ⽔膨潤状態のハイドロゲル微粒⼦のナノ構造解析 鈴⽊⼤介(岡⼭⼤学)

14:00〜14:30 リチウムイオン⼆次電池の性能差の要因解明に向けたCryo-SEM の活⽤ 在原⼀樹(⽇産⾃動⾞株式会社)

3.⾮平衡現象可視化、⾮晶質凍結(固体化)の課題

14:45〜15:15 クライオ電⼦顕微鏡の有機液体への拡張と課題 岡⽥賢(海洋研究開発機構)

15:15〜15:45 放射光X線CT を⽤いたマルトデキストリン溶液中の凍結濃縮相の観察と解析 中川究也(九州⼤学)

15:45〜16:15 急冷凍結により得られる⾮晶質状態の物理安定性 川上亘作(物質・材料研究機構)

4.意⾒交換会・ポスターセッション(16:30〜19:00)

・⽴⾷形式での意⾒交換会です。

・意⾒交換会と同じ会場で、ポスターセッション※も開催いたします。

※発表予定(五⼗⾳順)︓カールツァイス(株)、JFE テクノリサーチ(株)、(株)⽇⽴ハイテク、(株)⽇産アーク、

⽇本エフイー・アイ(株)、⽇本電⼦(株)、他

 

第15回日韓材料界面シンポジウム(ソウル)のお知らせ

フライヤーはこちら

本シンポジウムは,日韓両国の材料研究者間の情報交換を目的に,化学工学会 材料・界面部会と韓国化学工学会 材料部会(Materials Division of KIChE)が共同して,隔年に開催しているものです。2年に1度のシンポジウムを通じて,化学工学,化学,材料工学分野において「材料・界面」に関する研究に従事している日韓の研究者が一堂に会し,互いの研究成果について知見を深め,さらなる研究の進展に資すると共に,人的交流を促進するための良い機会となっております。
15回目となる今回のシンポジウムを11月27~30日の日程で韓国、ソウル(明洞)で開催いたします。化学工学,化学,材料工学分野など「材料・界面」に関する研究発表を幅広く募集いたします。御関心のある方はぜひ発表の申し込みをお願いいたします。
日時:2024年11月27~30日

主催:化学工学会 材料・界面部会,韓国化学工学会 材料部会

会場:Grand Ballroom (3F), Royal Hotel Seoul Myeong-dong, Seoul, Korea
詳細:参加申し込みはhttps://2024kjsmi.weebly.com/
   

材料化学システム工学討論会2024(東京)のお知らせ

pdfはこちら

本討論会は,化学⼯学の視点に基づいて材料の構造・物性からデバイスとしての機能に⾄るまでの全体
をシステムとして捉え,最先端の研究を⾏われている新進気鋭の研究者にご講演を依頼し,材料・界⾯部
会の若⼿研究者を中⼼として「徹底的に」討論することを趣旨としています。これを通して,未来の化学
⼯学に対する期待や夢を熱く語り,若⼿研究者の相互啓発とビジョン形成,将来につながるネットワー
ク構築を⾏うことも⽬指しています。懇親会も予定しており,分野を超えた多くの若⼿研究者,博⼠課程
学⽣,博⼠課程進学との深い交流ができる会になればと考えております。皆様の積極的なご参加をお待
ちしております。
 
<プログラム>
〜10 ⽉ 24 ⽇(⽊)〜
13:00〜13:05 開会・集合写真(初⽇)撮影
13:05〜13:10 材料・界⾯部会⻑(岡⼭⼤学 ⼩野努 教授)挨拶
13:10〜14:40 【依頼講演】「構造類似性に注⽬したゼオライトの設計と合成」
東京⼤学(正)村岡恒輝 ⽒
14:45〜16:15 【依頼講演】「⾃⼰組織化材料におけるナノ界⾯物性の解析⼿法の検討」
⼤阪⼤学(正)渡邉望美 ⽒
(休憩)
16:25〜17:55 【依頼講演】「燃焼反応を利⽤した⾦属−酸化物界⾯の創製と固体触媒への
応⽤」
⾦沢⼤学(正)藤原翔 ⽒


〜10 ⽉ 25 ⽇(⾦)〜
9:00〜10:30 【依頼講演】「⽣物学的ナノ粒⼦の物理化学的性質に着⽬した疾患の理解と治
療・診断への応⽤」
東京⼤学(正)中村乃理⼦ ⽒
10:35〜11:15 【学⽣講演】「ソフト多孔性錯体が⽰すゲート型構造転移挙動の単⼀粒⼦レ
ベル解析」
京都⼤学(学)有⾺誉 ⽒
11:20〜12:00 【学⽣講演】「ノイズ的攪乱を整流するラチェット」
同志社⼤学(学)畑⾕実玖 ⽒
12:00〜12:10 集合写真(2⽇⽬)撮影、総括・閉会の挨拶
参加申込締切: 2024 年 10 ⽉ 18 ⽇(⾦)
申込⽅法:
お 名 前 、ご 所 属 , 連 絡 先 (E-mail) を オ ン ラ イ ン 申 込 フォーム
(https://forms.gle/xu1DVdy7BwkxHmB86) から記⼊しお申し込みください。
申込フォームをご利⽤できない場合は E-mail にて下記連絡先までお申し込み下さい。
なお,お申し込みにあたり,以下の事項に予めご同意ください。
<同意事項>
・録画録⾳等は⼀切禁⽌致します。
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申込先: 〒577-8502 ⼤阪府東⼤阪市⼩若江 3-4-1
近畿⼤学 理⼯学部 応⽤化学科
杉⽬恒志
Email: sugime@apch.kindai.ac.jp Tel: 06-4307-3464

本討論会は,化学工学の視点に基づいて材料の構造・物性からデバイスとしての機能に至るまでの全体をシステムとして捉え,最先端の研究を行われている新進気鋭の研究者にご講演を依頼し,材料・界面部会の若手研究者を中心として「徹底的に」討論することを趣旨としています。これを通して,未来の化学工学に対する期待や夢を熱く語り,若手研究者の相互啓発とビジョン形成,将来につながるネットワーク構築を行うことも目指しています。懇親会も予定しており,分野を超えた多くの若手研究者,博士課程学生,博士課程進学との深い交流ができる会になればと考えております。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。